
「裏側矯正を始めたら、しゃべりにくくなった」「職場でプレゼンがあるのに発音が心配…」そんなお声を耳にすることがあります。歯の裏側に装置をつける舌側矯正(裏側矯正)は、見た目に装置が目立ちにくいというメリットがある反面、「しゃべりにくい」という点を気にされる方も少なくありません。
このページでは、裏側矯正でしゃべりにくくなる原因、慣れるまでの期間の目安、そして日常生活で取り組める対策について、岡山県倉敷市新田の矯正専門医院・ロッソ矯正歯科がわかりやすくご説明します。
- ✅ 裏側矯正でしゃべりにくくなる仕組みと原因
- ✅ 発音への影響が続く期間の目安と個人差について
- ✅ しゃべりにくさを軽減するための対策と専門医のアドバイス
- ▸ 「しゃべりにくい」のは本当?裏側矯正を始めた方のよくある悩み
- ◦ よくある誤解:「裏側矯正は発音への影響がずっと続く」は本当?
- ▸ 裏側矯正でしゃべりにくくなる原因を解説
- ◦ 影響を受けやすい音・受けにくい音の違い
- ▸ 慣れるまでの期間はどのくらい?個人差を理解しよう
- ◦ 慣れるまでの目安(あくまで参考値です)
- ◦ 裏側矯正のメリットとデメリット(発音以外も含めて確認)
- ▸ しゃべりにくさを和らげるための対策と練習方法
- ◦ 毎日の発音練習で舌をトレーニングする
- ◦ 口腔筋機能療法(MFT)との組み合わせ
- ◦ 大切なプレゼンや行事の前は担当医に相談を
- ▸ 倉敷市のロッソ矯正歯科が裏側矯正(舌側矯正)で大切にしていること
- ◦ カスタムメイド型舌側矯正装置の料金について(自由診療)
- ▸ 裏側矯正とマウスピース矯正の発音への影響を比べると?
- ◦ アクセス・診療時間について(岡山県倉敷市新田)
- ▸ 裏側矯正のしゃべりにくさに関するよくある質問
- ◦ この記事のまとめ
- ◦ 裏側矯正のしゃべりにくさ、一人で悩まずご相談ください
「しゃべりにくい」のは本当?裏側矯正を始めた方のよくある悩み
裏側矯正を検討されている方や、すでに治療を始めた方から「発音が変わってしまった」「舌が装置に当たって話しにくい」というご相談をいただくことがあります。実際に裏側矯正では発音への影響が出やすいとされており、これは表側のブラケット矯正やマウスピース型カスタムメイド矯正装置と比較したときの特徴のひとつです。
特に気になりやすいのは「サ行」「タ行」「ナ行」「ラ行」など、舌が上顎の裏側(口蓋)に触れることで発音する音です。装置が歯の裏側についているため、舌の動きが制限され、いつもと違う感覚になることがあります。
また、「職場でのプレゼンや接客業への影響が心配」「子どもの発表会前に矯正を始めていいのか」など、生活スタイルと照らし合わせて不安を感じる方も多くいらっしゃいます。こうした悩みは決して大げさではなく、発音の変化は多くの方が経験するといわれています。ただし、その程度や期間には個人差があります。
よくある誤解:「裏側矯正は発音への影響がずっと続く」は本当?
「裏側矯正を始めたら一生しゃべりにくいまま」と思い込んでいる方もいらっしゃいますが、これは誤解である場合がほとんどです。発音への影響は治療が終わるまで続くわけではなく、多くの場合、一定の期間で慣れてくるとされています。もちろん個人差はありますが、最初の違和感がそのままずっと続くわけではありません。
とはいえ「どのくらいで慣れるのか」「どんな対策ができるのか」を事前に知っておくことは、治療をスムーズに進める上でとても大切です。次のセクションで、しゃべりにくくなるメカニズムと慣れるまでの期間について詳しく解説します。

裏側矯正でしゃべりにくくなる原因を解説
しゃべりにくくなる原因は一つではありません。複数の要因が組み合わさっていることが多く、それぞれを理解することで「なぜ自分はこうなっているのか」がわかりやすくなります。以下のポイントで整理してみましょう。
日本語の多くの音は、舌を歯の裏側や上顎に接触・近接させることで作られます。裏側矯正では歯の舌側(内側)に装置を装着するため、舌が動けるスペースがやや狭くなるとされています。これにより、舌の先端が本来の位置に正確に触れにくくなり、発音が変わる場合があります。
舌側に装置が付くと、歯と舌の間の距離が変化します。装置の厚みによって舌の動きが制限され、「サ行」「タ行」「ラ行」などの音が作りにくくなることがあります。これは表側のブラケット矯正では起きにくいとされる、舌側矯正に特有の影響のひとつです。
装置を装着したばかりの時期は、舌が「異物感」を強く感じやすい状態です。舌が装置を探るように動いてしまうことで、会話中に意識が分散しやすくなるとされています。これは時間の経過とともに舌が新しい環境に適応していく過程で起こる自然な反応です。
影響を受けやすい音・受けにくい音の違い
すべての音が同じように影響を受けるわけではありません。一般的に影響が出やすいとされるのは、舌の先端を使って作る音です。
| 影響が出やすい音(例) | 影響が比較的少ない音(例) |
|---|---|
| サ行(さ・し・す・せ・そ) | ア行(あ・い・う・え・お) |
| タ行(た・ち・つ・て・と) | マ行(ま・み・む・め・も) |
| ナ行(な・に・ぬ・ね・の) | バ行(ば・び・ぶ・べ・ぼ) |
| ラ行(ら・り・る・れ・ろ) | パ行(ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ) |
上の表はあくまで一般的な傾向であり、個人の舌の動き方や装置の位置によって異なります。詳しくは診察時にご説明します。
慣れるまでの期間はどのくらい?個人差を理解しよう
「しゃべりにくさはいつまで続くのか」は、裏側矯正を検討されている方がもっとも気になるポイントのひとつではないでしょうか。結論からいうと、慣れるまでの期間には個人差がありますが、一般的には数週間から数か月とされています。
慣れるまでの目安(あくまで参考値です)
装着後〜1〜2週間
- 違和感・異物感が最も強い時期
- 舌が装置に当たりやすく発音しにくさを感じやすい
- 唾液の分泌量が増えることもある
1か月〜3か月前後
- 舌が少しずつ装置の位置を覚え始める
- 日常会話では気にならなくなる方も
- 意識しないと発音できる場面が増えてくる
ただし、上記はあくまでも一般的な傾向であり、個人の口腔内の状態、装置の種類・範囲、もともとの舌の動き方などによって異なります。人によっては1週間ほどでほとんど気にならなくなる場合もあれば、数か月かかる場合もあります。
⚠ 注意
発音への影響が長く続いたり、痛みや装置の脱落が起きた場合は、早めにかかりつけの矯正歯科にご相談ください。無理にそのまま過ごすことで、口内炎などの二次的なトラブルが起こる可能性もあります。
裏側矯正のメリットとデメリット(発音以外も含めて確認)
✅ メリット
- 外から装置が見えにくい
- 接客業・人前に出る職業の方にも選ばれやすい
- 前歯の引っ込み(突出)に効果が期待できる場合がある
- 表側の歯へのトラブルリスクが比較的少ない
⚠ デメリット・リスク
- 治療開始後しばらくしゃべりにくい場合がある
- 舌に口内炎ができる可能性がある
- 歯磨きがしにくく、むし歯・歯周病リスクへの注意が必要
- 費用が表側矯正より高くなる傾向がある
- 調整に専門的な技術が必要
- すべての症例に適用できるわけではない(個人差あり)
ロッソ矯正歯科の診療案内
カスタムメイド型舌側矯正装置
歯の裏側に装置を取り付けるため、正面からは装置が見えにくいという特徴があります。装置の構造や治療の進め方、注意していただきたい点は下記ページにまとめています。
しゃべりにくさを和らげるための対策と練習方法
裏側矯正による発音の変化は、日常的な練習や工夫によって早めに慣れる助けになる場合があります。以下に、自宅でも取り組みやすい対策をご紹介します。

毎日の発音練習で舌をトレーニングする
舌側矯正のしゃべりにくさは、意識的に発音練習を繰り返すことで慣れが早まる可能性があります。特に苦手に感じる音(サ行・タ行・ラ行など)を含む言葉を、ゆっくりと繰り返し声に出してみましょう。音読や朗読なども有効とされています。
大切なのは「正確に発音しようと意識する」こと。ゆっくりでよいので、一音一音丁寧に声に出す習慣を取り入れてみてください。なお、発音練習の効果や期間には個人差があります。
口腔筋機能療法(MFT)との組み合わせ
ロッソ矯正歯科では、口腔筋機能療法(MFT)を取り入れた指導を行っています。MFTとは、舌・唇・頬などの口まわりの筋肉の動きを整えるトレーニングのことです。矯正治療中に舌の使い方を正しく習慣づけることで、発音改善のサポートになる可能性があります。また、矯正治療後の後戻りリスクを軽減する効果も期待されています(個人差があります)。
0歳〜5歳のお子さんの歯並び予防にもMFTを活用しており、小さなお子さんから大人まで、口まわりの機能全体をサポートすることを大切にしています。
大切なプレゼンや行事の前は担当医に相談を
「来月に会社の大事なプレゼンがある」「子どもの発表会で司会をする」など、発音が特に重要な場面が近い方は、事前に担当医にご相談ください。治療のスケジュールや装置の調整タイミングを考慮しながら対応できる場合があります。一人で悩まず、まずはお気軽にご相談いただくことをおすすめします。
⚠ 自己判断での装置取り外しはNG
しゃべりにくさが気になるからといって、自己判断で装置を外そうとすることは大変危険です。装置が破損したり、歯が予定外の方向に動いてしまう可能性があります。気になることがあれば、必ず担当の歯科医師にご相談ください。
倉敷市のロッソ矯正歯科が裏側矯正(舌側矯正)で大切にしていること
岡山県倉敷市新田にあるロッソ矯正歯科は、矯正を専門とした歯科医院です。カスタムメイド型舌側矯正装置(裏側矯正)をはじめ、マウスピース型カスタムメイド矯正装置、表側のブラケット矯正など、患者さんのお口の状態やご希望に合わせた治療方法をご提案しています。
カスタムメイド型舌側矯正装置の料金について(自由診療)
ロッソ矯正歯科では、カスタムメイド型舌側矯正装置(裏側矯正)の料金を以下のとおりご案内しています。なお、下記はすべて自由診療となります。
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| 初診無料相談(2回目以降3,300円) | 0円 |
| 資料採得+診断料 | 22,000円 |
| 毎月の調整料 | 3,300円〜5,500円 |
| カスタムメイド型舌側矯正装置 | 1,100,000円〜1,540,000円 |
| ハイブリット矯正(舌側矯正+表のブラケット)※治療中の方限定 | 追加0円 |
| PBMオルソ(光加速装置)※希望者のみ | 110,000円(別途) |
※上記は自由診療です。治療済みの歯が多い難症例の場合、別途難症例加算が生じることがあります。詳しくは診察時にご説明します。レントゲン等その他の処置を追加で行う場合、別途費用がかかることがあります。
裏側矯正とマウスピース矯正の発音への影響を比べると?
「どの矯正方法が発音への影響が少ないのか」と気になる方も多いでしょう。ここでは、主な矯正方法と発音への影響について整理します。なお、個人の口腔内の状態によって異なりますのでご注意ください。
| 矯正方法 | 発音への影響 | 見た目 |
|---|---|---|
| 表側ブラケット矯正 | 比較的影響が少ないとされる | 目立ちやすい |
| マウスピース型カスタムメイド矯正装置 | 多少の影響がある場合も(個人差あり) | 目立ちにくい |
| 裏側矯正(舌側矯正) | 影響が出やすいとされる(個人差あり) | 目立ちにくい |
上の表はあくまでも一般的な傾向をまとめたものです。どの矯正方法が合っているかは、お口の状態・症例・ライフスタイルによって異なります。倉敷市で矯正治療をご検討の方は、まず専門医によるカウンセリングでご自身の状態を確認されることをおすすめします。
アクセス・診療時間について(岡山県倉敷市新田)
ロッソ矯正歯科は、岡山県倉敷市新田3206-3に位置する矯正専門医院です。JR倉敷駅より車で約12分、駐車場11台完備で、お車でのご来院も便利です。
診療時間は月・火・水・金が10:00〜12:30 / 14:00〜18:30、土・日が9:00〜12:30 / 14:00〜17:00です。月曜・日曜は隔週ごとに交互休診、木曜・祝日は休診です。お電話(086-441-2306)またはWebからのお問い合わせも受け付けています。
裏側矯正のしゃべりにくさに関するよくある質問

この記事のまとめ
- ✅ 裏側矯正でしゃべりにくくなるのは、舌の動きが装置によって制限されるためで、特にサ行・タ行・ラ行などに影響が出やすいとされています
- ✅ 慣れるまでの期間には個人差があり、一般的には数週間〜数か月とされていますが、最初の違和感がずっと続くわけではありません
- ✅ 毎日の発音練習や口腔筋機能療法(MFT)を取り入れることで、慣れを助ける可能性があります
- ✅ 治療方法の選択はお口の状態・症例・ライフスタイルによって異なります。まずは専門医に相談することが大切です
- ✅ ロッソ矯正歯科では、メリット・デメリット・起こりうる可能性をしっかりご説明したうえで、患者さんに合った治療計画を立てています
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岡山県倉敷市新田のロッソ矯正歯科では、初診相談を無料で承っています。「裏側矯正が自分に合うのか」「発音への影響が心配」など、どんな小さな疑問でもお気軽にお話しください。メールでのご相談も受け付けています。
初診相談0円 / 完全個室診療室 / 駐車場11台完備
【診療時間】月・火・水・金 10:00〜12:30 / 14:00〜18:30 土・日 9:00〜12:30 / 14:00〜17:00
※月曜・日曜は隔週交互休診 休診日:木曜・祝日
⚕ 院長 赤木 秀瑛(Akagi Hideaki)より
「裏側矯正(舌側矯正)は、見た目に装置が目立ちにくい点から、多くの患者さんに選ばれる矯正方法のひとつです。一方で、治療開始直後にしゃべりにくさを感じる場合があることも事実です。
当院では、治療前にこうした発音への影響についても丁寧にご説明しています。舌の動きのトレーニング(口腔筋機能療法・MFT)も活用しながら、患者さんが日常生活に早くなじめるようサポートしていきます。
歯並びや咬み合わせは全身の健康とも深く関わっています。80歳で20本以上の歯を保つことと、歯並び・咬み合わせの関係性を示す研究報告(日本歯科医師会雑誌 1999;52 茂木悦子ら)もあります。見た目だけでなく、長い目で見た健康のために、まずはお気軽にご相談ください。」