
矯正治療は費用がかかるイメージがありますが、医療費控除を利用することで、支払った費用の一部が税金として戻ってくる可能性があります。「やり方がよくわからない」「自分は対象になるの?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
岡山県倉敷市新田にあるロッソ矯正歯科では、治療に関する費用面のご相談にも丁寧にお答えしています。この記事では、矯正治療と医療費控除の関係を、手順を追ってわかりやすくご説明します。
- ✅ 矯正治療が医療費控除の対象になる条件
- ✅ 医療費控除の申請(確定申告)のやり方・手順
- ✅ 子どもの矯正・大人の矯正それぞれの注意点
- ▸ 矯正治療にかかる費用、家計への負担が気になる方へ
- ▸ そもそも医療費控除とは?矯正との関係をわかりやすく解説
- ◦ 医療費控除の基本的な仕組み
- ◦ 生計を一にする家族分も合算できる
- ◦ 矯正治療は医療費控除の対象になる?
- ▸ 医療費控除の申請(確定申告)のやり方・手順
- ◦ STEP1|1年間の医療費の領収書を集める
- ◦ STEP2|医療費控除の明細書を作成する
- ◦ STEP3|確定申告書を提出する
- ▸ 子どもの矯正・大人の矯正、それぞれの医療費控除ポイント
- ◦ 子どもの矯正治療と医療費控除
- ◦ 大人の矯正治療と医療費控除
- ◦ 保険適用の矯正治療と医療費控除
- ▸ 医療費控除で注意したい「よくある誤解」と気をつけること
- ◦ よくある誤解①「矯正費用はすべて控除の対象になる」
- ◦ よくある誤解②「健康保険の補填は関係ない」
- ◦ よくある誤解③「治療が複数年にまたがると申請できない」
- ▸ ロッソ矯正歯科が大切にしていること|倉敷市新田の矯正専門医院
- ▸ 矯正の医療費控除に関するよくあるご質問
- ◦ この記事のまとめ
- ◦ 矯正治療・費用のこと、まずはご相談ください
矯正治療にかかる費用、家計への負担が気になる方へ
「子どもの歯並びが気になるけど、矯正治療って高そう…」「大人になってから歯列矯正を始めたいが、費用面がネックで踏み出せない」。こうした声は、矯正歯科に相談にいらっしゃる患者さんからよくお聞きします。
矯正治療は多くの場合、保険が適用されない自由診療となります。そのため、まとまった費用がかかることは事実です。しかし、医療費控除という制度をうまく活用することで、実質的な負担を軽減できる可能性があります。
ただし、「矯正治療なら何でも医療費控除の対象になる」というのはよくある誤解のひとつです。対象になるかどうかは、治療の目的や内容によって異なるとされています。まずは制度の基本を正しく理解することが大切です。
倉敷市やその周辺にお住まいで、歯並びや咬み合わせにお悩みの方に、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
そもそも医療費控除とは?矯正との関係をわかりやすく解説
医療費控除の基本的な仕組み
医療費控除とは、1年間(1月1日〜12月31日)に支払った医療費が一定額を超えた場合に、確定申告によって所得税の一部が還付される制度です。国税庁が定める制度であり、会社員の方でも申請することができます。
控除の対象となる医療費の合計額から10万円(または総所得金額等の5%のうち少ない方の金額)を差し引いた金額が、控除額となります。最大200万円まで控除を受けられる可能性があります(個人差があります)。
たとえば年間の医療費が30万円で、所得税率が10%の場合、(30万円-10万円)×10%=2万円が還付される可能性があります。所得税率が高いほど還付される金額も大きくなるとされています。ただし、所得や家族構成によって異なりますので、詳しくは税務署または税理士にご確認ください。
生計を一にする家族分も合算できる
医療費控除は、本人だけでなく生計を一にする家族全員の医療費を合算できる点が大きなポイントです。たとえば、子どもの矯正治療費と親自身の医療費をまとめて申請することができます。
家族の中でもっとも所得が高い方が申請することで、還付額が大きくなる場合があります。どの方が申請するか、事前に確認しておくとよいでしょう。
矯正治療は医療費控除の対象になる?
矯正治療が医療費控除の対象になるかどうかは、治療の目的が「医療上の必要性があるか」どうかによって判断されることが一般的とされています。国税庁の考え方では、以下のようなケースが対象になりやすいとされています。
・子ども(成長期)の歯列矯正治療(咬み合わせや発育に影響があるとされる場合)
・咬み合わせの異常(不正咬合)による機能的問題を改善するための矯正治療
・顎変形症などに対する外科的矯正治療
成人が「見た目をきれいにしたい」という審美的な目的のみで行う矯正治療は、対象外と判断される場合があるとされています。ただし、審美目的であっても咬み合わせの問題を伴う場合は対象となるケースもあるとされており、判断が難しい場合は税務署へご確認ください。
【注意】医療費控除の適用判断は、最終的には税務署が行います。クリニックでは「控除対象になります」と保証することはできません。ご不明な点は、お住まいの管轄税務署または税理士にご相談ください。
医療費控除の申請(確定申告)のやり方・手順
STEP1|1年間の医療費の領収書を集める
まず、1月1日から12月31日の間に支払った医療費の領収書を全て保管・整理します。矯正治療の費用はもちろん、家族全員のその年の医療費(病院代・薬代・交通費など)をすべてまとめておくことが大切です。
領収書は申告後も5年間の保管が求められますので、大切に保管してください。なお、2017年分以降の確定申告からは、領収書の添付は原則不要となりましたが、手元に残しておく必要があります。
STEP2|医療費控除の明細書を作成する
確定申告書に添付する「医療費控除の明細書」を作成します。国税庁の公式サイト(e-Tax)から書式をダウンロードするか、確定申告書等作成コーナーを利用することでオンライン上で作成することができます。
記入する主な項目は以下の通りです。
- 医療を受けた方の氏名
- 病院・薬局などの名称
- 支払った医療費の金額
- 保険などで補填された金額(医療保険の給付金など)
STEP3|確定申告書を提出する
確定申告の期間は、原則として翌年2月16日〜3月15日の間です(年によって多少変動することがあります)。申告の方法は主に以下の3つがあります。
e-Taxオンライン申告
- 自宅から申告できる
- 還付が比較的早い傾向
- マイナンバーカードが必要
税務署への書面提出・窓口申告
- 担当者に直接確認できる
- 初めての方も安心
- 繁忙期は混雑する場合がある
会社員の方は通常、年末調整で所得税の計算を行いますが、医療費控除は年末調整では対応できないため、別途確定申告が必要です。申告を忘れてしまった場合でも、過去5年間は遡って申請できる可能性があります(還付申告)。
ロッソ矯正歯科の診療案内
保険が適応される矯正治療/成人の矯正治療(12歳〜)
矯正治療の費用負担を考えるうえでは、医療費控除だけでなく、公的医療保険が適用となる条件に当てはまるかどうかも確認しておくと整理しやすくなります。対象となる疾患や条件は下記ページにまとめています。

子どもの矯正・大人の矯正、それぞれの医療費控除ポイント
子どもの矯正治療と医療費控除
成長期(小児期)の矯正治療は、咬み合わせや顎の発育に影響が出る可能性があるとされており、医療上の必要性が認められやすい傾向があるとされています。そのため、子どもの矯正治療は医療費控除の対象として認められやすいケースが多いとされています。
ロッソ矯正歯科では、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)の矯正治療として、以下のような費用がかかります(自由診療となります)。
| 治療内容 | 費用(税込) |
|---|---|
| 初診無料相談 | 0円 |
| 資料採得+診断料 | 22,000円 |
| 毎月の調整料 | 3,300円〜5,500円 |
| 子どもの矯正治療 | 275,000円〜385,000円 |
| マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザラインファースト) | 385,000円〜495,000円 |
| 仕上げの矯正治療(Ⅱ期治療・追加の場合) | 275,000円〜330,000円 |
※上記は自由診療の費用です。治療内容・難易度によって異なる場合があります。詳しくはご相談ください。
大人の矯正治療と医療費控除
成人の矯正治療については、治療目的が「医療上の必要性に基づくもの」か「審美目的のみ」かによって、医療費控除の対象かどうかが変わってくるとされています。咬み合わせの問題や顎関節への影響が認められる場合などは対象と判断されるケースがあるとされていますが、最終的な判断は税務署が行います。
ロッソ矯正歯科での成人矯正治療の主な費用は以下の通りです(自由診療となります)。
| 治療内容 | 費用(税込) |
|---|---|
| 金属ブラケット | 605,000円〜715,000円 |
| 透明ブラケット | 660,000円〜770,000円 |
| マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン) | 715,000円〜990,000円 |
| カスタムメイド型舌側矯正装置 | 1,100,000円〜1,540,000円 |
| 部分矯正 | 55,000円〜440,000円 |
※上記は自由診療の費用です。治療内容・難易度・難症例加算などにより変動する場合があります。詳しくはご相談ください。
保険適用の矯正治療と医療費控除
ロッソ矯正歯科は指定自立支援医療機関(育成医療・更生医療)の認可を受けており、顎口腔機能診断施設としても認定されています。顎変形症などの一定の条件を満たす場合には保険適用での矯正治療が受けられる可能性があります。
保険診療で行った治療費も医療費控除の対象となります。詳しくはお気軽にご相談ください。
医療費控除で注意したい「よくある誤解」と気をつけること
よくある誤解①「矯正費用はすべて控除の対象になる」
矯正治療に関連した費用であっても、すべてが医療費控除の対象になるわけではありません。たとえば、ホワイトニング費用は審美目的とされるため、原則として医療費控除の対象外とされています。また、通院のための交通費(電車・バスなど公共交通機関)は対象になる可能性がありますが、自家用車のガソリン代や駐車場代は原則として対象外とされています。
よくある誤解②「健康保険の補填は関係ない」
医療費控除の計算では、医療保険や生命保険などから給付された金額は差し引く必要があります。補填された金額を差し引いた後の実質的な自己負担額が控除の対象となります。保険会社から給付金を受け取った場合は忘れずに確認しましょう。
よくある誤解③「治療が複数年にまたがると申請できない」
矯正治療は数年間にわたることが一般的です。医療費控除は「実際に支払った年」ごとに申請する仕組みです。たとえば治療が2年にわたる場合は、1年目に支払った金額は1年目の確定申告で、2年目に支払った金額は2年目の確定申告でそれぞれ申請することができます。
【注意】矯正治療の費用を一括で前払いした場合も、支払った年の医療費として申請できるとされています。ただし、解釈によって異なる場合がありますので、詳しくは税務署にご確認ください。また、デンタルローンを利用した場合は、実際に支払った金額(毎月の支払額)をその年分として計上するのが一般的とされています。
ロッソ矯正歯科が大切にしていること|倉敷市新田の矯正専門医院

矯正の医療費控除に関するよくあるご質問

この記事のまとめ
- ✅ 医療費控除は1年間の医療費が一定額を超えた場合に、所得税の一部が還付される可能性のある制度です
- ✅ 矯正治療が対象になるかどうかは「医療上の必要性があるか」がポイントで、最終判断は税務署が行います
- ✅ 申請は翌年の確定申告で行い、医療費の明細書と領収書の保管が重要です
- ✅ 生計を一にする家族全員の医療費を合算して申請できます
- ✅ 倉敷市新田のロッソ矯正歯科では、費用面のご相談にも対応しています。まずはお気軽にお問い合わせください
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矯正治療・費用のこと、まずはご相談ください
岡山県倉敷市新田のロッソ矯正歯科では、初診の無料相談を実施しています。子どもの矯正から大人の矯正まで、治療内容や費用、医療費控除についてもできる範囲でご説明します。まずはお気軽にお問い合わせください。
【診療時間】月・火・水・金 10:00〜12:30 / 14:00〜18:30 土・日 9:00〜12:30 / 14:00〜17:00 ※月曜・日曜は隔週ごとに交互休診 休診日:木曜・祝日
【アクセス】〒710-0038 岡山県倉敷市新田3206-3 JR倉敷駅より車12分 駐車場11台完備
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療費控除の適用については個人の状況によって異なります。詳細は管轄の税務署または税理士にご確認ください。
院長 赤木 秀瑛(Akagi Hideaki)より
歯並びや咬み合わせの問題は、見た目だけでなく全身の健康とも深くつながっているとされています。80歳で20本以上の歯が残っている方を調べた研究(日本歯科医師会雑誌 1999;52 茂木悦子ら)では、前歯や奥歯がしっかりと咬み合っている方が多く、受け口(反対咬合)の方はいなかったという報告もあります。
矯正治療は単なる見た目の改善ではなく、長く健康な歯を保つための投資でもあると考えています。費用面のご不安をお持ちの方も多いかと思いますが、医療費控除など活用できる制度についても、来院時にできる範囲でご説明させていただきます。
岡山県倉敷市新田のロッソ矯正歯科では、0歳〜5歳のお子さんの口腔筋機能療法(MFT)による歯並び予防から、成人の方のさまざまな矯正治療まで、個々のニーズに合わせた治療計画をご提案しています。治療に関するメリット・デメリット、起こりうる可能性についてしっかりとご説明した上で進めてまいりますので、まずはお気軽にご相談ください。